ロート製薬からしみ・そばかすを防ぐとして販売されている『メラノCC』
しみ対策用という事もあって有効成分のビタミンCが黒ずみにも効果があるんじゃないかと口コミで話題になっています。
この『メラノCC』は黒ずみを解消する効果があるのでしょうか?また、デリケートゾーンに使用しても大丈夫なのか徹底的に検証してみました。
メラノCC『薬用しみ集中対策液』とは
メラノCCはメラニンの発生を抑え、しみそばかすを防ぎ、ニキビ・肌荒れ・日焼け・雪焼け後のほてりなどに効果がある商品として販売されています。
有効成分
アスコルビン酸(活性型ビタミンC)
トコフェノール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)
イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)
グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分)
アルピニアホワイト(うるおい成分)
成分をみると、活性型ビタミンCが角質層の奥までしみこんでメラニンの生成を抑え、ビタミンE誘導体が血行を促進してしみやそばかすを排出するといったもの。
メラニンの生成を抑えるという特徴から黒ずみにも効果があるんじゃないかと言われているようです。
メラノCCはデリケートゾーンの黒ずみに使えるの?
メラニンの生成を抑える効果があるのなら1,000円程度で購入できるメラノCCはかなりコスパがいいという事になります。
ですがデリケートゾーンは腕の皮膚と比べて約40倍も経皮吸収率があると言われています。
そんなデリケートな部分に万が一有害な成分が吸収されてしまってはひとたまりもありません。
さっそくロート製薬に問い合わせて見ました。
”配合成分がかゆみなどの刺激となったり、副作用が起きる危険性がある為使用しないでください”との回答でした。
かなり敏感なデリケートゾーンにトラブルがあると産婦人科や皮膚科などいろんな病院へ直行しないといけなくなるリスクがかなり高いと判断しました。
そう考えると安易に金額の面だけみてメラノCCを使うなんて危険すぎます!!
デリケートゾーンの黒ずみ専用に作られた黒ずみクリームが販売されているのでそちらをおすすめします。
メラノCCの有効成分以外の添加物を調査!
メラノCCに配合している有効成分以外の添加物を全部調べて見ました。
- ビタミンCテトライソパルミテート
- エトキシジグリコール
- アルピニアカツマダイ種子エキス(アルピニアホワイト)
- BG
- エデト酸塩
- 粘度調整剤
- 香料
ビタミンCテトライソパルミテート
油溶性のビタミンC誘導体で、皮膚からの吸収性が高いビタミンC誘導体として近年注目されています。
じわじわと皮膚に浸透していくのでビタミンCの持続力が長く、長時間の効果が得られます。
過剰な皮脂の分泌を抑制したり、活性酸素を除去する働きがあるのでニキビに効果がある成分です。
SNSなどでもニキビが小さくなったという口コミが多いのはこの成分の効果です。
エトキシジグリコール
エタノールに酸化エチレンを付加して作られるエーテルアルコールの事。
かずのすけによるとこのアルコール性溶剤は皮膚への刺激性があるそうで敏感肌には使えない事はもちろんの事、腕よりも経皮吸収率が40倍もあるデリケートゾーン なんてもってのほかです!!
アルピニアカツマダイ種子エキス
こちらは植物性の成分で、黒ずみクリームにもよく配合されています。
『メラニンを作るな』という司令をする事が発見され、その効果に注目されています。
メラニン生成を根本から改善するのでとてもいい成分です。
BG
かなりの化粧品に保湿剤として用いられており、経皮毒性はグリセリンよりも低いので安全です。
ビタミンCの酸化を防ぐ効果があるのでビタミンCが配合されている化粧品に多く配合されているようです。
エデト酸塩
製品の変質防止剤として配合されている成分ですが、この成分は経皮毒があるとして知られています。
分子が小さいので安易に肌に侵入するのですが、恐ろしいことにアレルギーや皮膚への障害が出る可能性がある合成化学物質なんです。
第1種化学物質指定(人の健康や生態系に有害な恐れがあると指定された物質)として国が認定しているので非常によくない成分です。
これを腕の40倍もの経皮吸収率があるデリケートゾーンに使いますか?
私は絶対に使いたくないです!!
デリケートゾーンの黒ずみには専用クリームがおすすめ!
誰でも安価にコスパが良いもので黒ずみを改善したいのですが、高品質な成分が配合されているものはやはりどうしても高価になってしまいます。
安価なものは添加物も多く含まれており、専用のものではないものを安易に使うことはおすすめできません。
メラノCCよりは高価になりますが、専用の黒ずみクリームを使用する事で安全性も守られ、早い人だと1ヶ月程度で効果が現れてきます。
高品質なものはそれだけに解消する期間も短くなるので品質のいいものを選ぶようにしましょう!